A-SAP

A-SAP - 光技術、電子技術を活用した産学官金連携イノベーション推進事業

成果事例

LED光鍼灸の有効性のエビデンス取得

Information

有限会社サシペレレジャパン

光産業創成大学院大学

実施期間
2020年9月~2021年6月
プロジェクトリーダー
横田浩章 准教授 光産業創成大学院大学 光バイオ分野兼バイオフォトニクスデザイン分野
スカウト
横田浩章 准教授 光産業創成大学院大学 光バイオ分野兼バイオフォトニクスデザイン分野
ビジネス財務コーチ
岸本修和 ふじのくに医療城下町推進機構ファルマバレーセンター
インタビュー動画

光鍼灸の効果をより明確にする為に生体からの定量的データを取得し、光鍼灸の安全性と生理学的な指標にも影響が少ないことを示唆するデータを得た。また今後に向けてさらなる定量的なデータを取得するための計測手法を得た。

課題
一般的に鍼灸には針が使われるが、LED照射による光鍼灸機器を試作し、定性的な結果から高い鍼灸効果が確認された。この光鍼灸の効果をより明確にするため、温度、血流量、脳への影響等、生体での定量性データを取得したく、A-SAPに依頼した。
プロジェクト概要
定量的なデータ取得のための計測技術・計測器として、圧痛計、連続血圧計、超音波エコー、筋電計を選定した。治験には浜松医科大学の協力を得て、肩こりを自覚する成人と健常者からデータの取得を行った。その結果LED光鍼灸の安全性を確認し、生理学的な指標にも影響が少ないことを示唆するデータを得ることができた。さらにLED光鍼灸の最終製品に対し、定量的なデータを取得できる計測技術と計測器を提案することができた。
期待される効果
本プロジェクトで得た知見をふまえ、事業化を目指す。検証を重ねると共に、実用性の向上のためにデザイン性と使い易さをふまえた機器やアプリの開発を進める。
関連した光技術
LED

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