ABOUT A-SAPA-SAPについて
A-SAP
Access Center for Innovation
Solutions, Actions and Professionals
- “最速で望む未来へ到達するための新たな仕組み”
- リソースの限られた中小企業にとって、
得難いものの一つに外部のブレインがあります。
課題が発生したとき、新たな創造の機会が訪れた時、
既存の事業の枠を超えて、高い視点から気付きをもたらす外部の視点は
既成概念にとらわれた思考に突破口を差し出し
現実に変化を与えるソリューションを素早く提供することができるでしょう。
中小企業のイノベーション加速と業績拡大、及び地域全体の振興を目的とし、光・電子技術の活用を提供する
国内初の産学官金連携のシステムを構築しました。
A-SAPのスキーム
- 研究開発を進める上で支援依頼企業(以下「企業」と表記)単独では解決できない課題を、大学等の研究機関に所属する専門家で構成するプロジェクトチームが主体となって解決します
- プロジェクト期間は6か月の短期間です
- 課題解決の経費は企業ではなくプロジェクトチームに支払われ、企業はプロジェクトの成果を得ることができます
- 企業にとっては、簡単な手続きで申請が完了し、煩雑な資金管理や進捗管理等はプロジェクトが行うため労力が少なくて済みます
- 採択されない場合でもフォトンバレーセンター(以下「センター」と表記)による他の適切な支援策へのマッチングや今後に向けたアドバイスを受けられます
【一般的な補助事業】
・資金管理や研究開発実施、共同研究先の選定等すべて申請企業が行います
【A-SAP事業】
・A-SAP事業は、補助事業ではなく委託事業です
・プロジェクト実施にあたりセンター・研究機関・企業の三者が契約を締結します
A-SAPの流れ
- Ⅰ 申請フェーズ
- 「A-SAPエントリーシート」により、アイデアや相談内容を簡潔に記載してインターネット経由で応募
BC(Business Coaches:ビジネスコーチ)及びセンターの技術コーディネーターが企業を訪問し支援依頼内容の詳細を調査
センターが支援依頼内容についてA-SAPに適合するかどうかを判断
- Ⅱ 初期評価フェーズ
- 適合性ありと判断した場合、金融機関(企業が選択)から派遣されたBFC(Business and Financial Coaches:ビジネス・財務コーチ)と研究機関から派遣されたスカウト(大学のコーディネーター等)が企業に詳細な調査を行い、企業と共に事業面及び技術面の課題を明確化
BFC、スカウトの調査結果(事業の成長性、技術の適合性等)を審査し、支援対象案件を採択(採択審査)
- Ⅲ プロジェクト検討フェーズ
- 採択された場合、専門家(大学教員等)の中から課題解決に適した人材がPL(プロジェクトリーダー)として選任され、支援内容をスカウト及びBFC、企業と共に詳細に検討し、プロジェクト計画を作成
プロジェクト計画の適否を審査し、不適正であれば修正を指示
- Ⅳ プロジェクト実施フェーズ
- プロジェクト計画が承認されるとPLがプロジェクトチームを結成し、PL管理の下、企業と協同でプロジェクトを実施(センター、PL所属研究機関、企業の三者で契約締結)
6か月程度のプロジェクト活動の後、企業はプロジェクトの成果を獲得
- Ⅴ フォローアップフェーズ
- プロジェクト終了後製品化までの間、必要に応じフォローアップを実施
主な登場人物(専門家)
名称 | 業務内容 | 資格等 |
---|---|---|
BC Business Coaches |
|
金融機関OB 中小企業診断士 等 |
BFC Business and Financial Coaches |
|
金融機関に所属し事業評価を業務とする者 |
スカウト |
|
大学の産学連携コーディネータ 等 |
PL Project Leader |
|
大学教授・准教授 等 |
BC (Business Coaches)
- エントリーシートが提出された後、企業を訪問し補足調査を行う
- 適合性評価会に参加し意見を述べる
- 資格等
- 金融機関OB、中小企業診断士 等
BFC (Business and Financial Coaches)
- 適合性ありと審査された案件について詳細調査を行いビジネス面の評価を行う
- スカウトと協同してスカウトレポートを作成する
- 採択審査にあたり意見を述べる
- プロジェクト終了後も事業面・資金面の支援を行う
- 資格等
- 金融機関に所属し事業評価を業務とする者
スカウト
- 適合性ありと審査された案件について詳細調査を行い技術面の評価を行う
- BFCと協同してスカウトレポートを作成する
- 採択審査会において意見を述べる
- 資格等
- 大学の産学連携子ディデーター 等
PL (Project Leader)
- 採択審査により採択された案件についてプロジェクトチームを結成してプロジェクト計画書を作成し、審査を受ける
- プロジェクトのマネジメントを行う
- 資格等
- 大学教授・准教授 等
【留意事項】
- 本事業の対象となるのは中小企業基本法第2条に定める中小企業者で静岡県内に事業所又は事務所を有する者とします
- 本事業の対象となる研究開発の範囲は、技術のコアとなる試作品開発レベルまでとし、それ以降の製品化等に係る経費は企業の自己資金等で対応することとなります
- 財政支援は、プロジェクトチームの研究開発費等に充当されます
したがって支援対象となる企業へ資金は交付されません(企業が実施する研究開発等に係る経費は企業の負担となります) - 採択時の状況により、プロジェクト経費の見直しをお願いする場合があります
- 知的財産等の条件等は、企業と大学等で個別に協議します
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