《TMプラザはままつ》の発足

 浜松地域がテクノポリスに指定された昭和59年。(財)浜松地域テクノポリス推進機構(現(公財)浜松地域イノベーション推進機構)は、すでに指定の3年前の昭和56年に(財)ローカル技術開発協会として誕生していました。そして、この協会を母体にして「異業種交流の積極的促進を図ろう」の目的のもと昭和57年1月18日に全国で22番目の制度プラザとして《静岡県技術交流プラザ》が誕生。翌58年4月1日にはこのプラザは《静岡県西部地域技術交流プラザ》に改称しました。

 さらに昭和62年4月1日には「異業種の融合化」という声に積極的に応えるため《静岡県西部地域技術・市場交流プラザ》(制度プラザ)と《浜松技術交流プラザ82》(OBプラザ)という2つのプラザとして再スタートしました。昭和63年4月1日、《静岡県西部地域技術・市場交流プラザ》は《TMプラザはままつ》と改称し(T=テクノロジー、M=マーケット)、現在に至っています。 また、現在の《浜松技術交流プラザ82》のメンバーを中心に昭和61年4月に「協同組合テクノランド細江」、《TMプラザはままつ》のメンバーを中心に平成2年3月に「協同組合都田テクノパーク」という2つの協同組合も誕生しています。

TMプラザはままつの沿革

《TMプラザはままつ》の目的

 時代の急激な変化によって、小さな企業は自分を見失いがちになっています。そのため異業種との交流を通じて、自らを見つめ直す機会が重要になってきました。私たち《TMプラザはままつ》が推し進めているのは、このような場を提供する異業種間の交流です。必ずしも開発を活動の目的としたものでなく、「発見の場」または「自己革新の場」と考えています。私たちの活動の主なものは、

  • 1.経営者によるヒューマンネットワークづくり
  • 2.経営者および企業相互による経営ノウハウの交換
  • 3.技術の複合化や新製品開発、技術移転
  • 4.新時代のマーケティングの戦略化
  • 5.技術者、営業担当者の情報交換交流

などです。これらの活動で互いに生かされているのは、

  • A.これまでに蓄積されてきた高度な技術力
  • B.多方面にわたる情報収集力、営業力の交流

などのそれぞれの企業の独自性です。

 また私たちは《TMプラザはままつ》を、与えられる場ではなく発見する場と考えています。互いに蓄積してきた企業ノウハウを提供し、活動を通じて人的なネットワークを育み、活動を通じて「創造性と発展を生み出して、新時代の産業を創出する」を目指しています。

TMプラザはままつ組織体系図

《TMプラザはままつ》の特色と委員会

私たちの特色としては、

  • 1.異業種企業および大学・研究所・県・市等公的機関が参加
  • 2.大手企業が賛助会員として参加
  • 3.経営者だけでなく実務担当者や若手にも活動の場を提供
  • 4.地域内の農業をはじめとした様々な業種との交流
  • 5.地域外の企業およびグループと積極的に交流

そして活動は<T=テクノロジー>、<M=マーケット>、<P=プラザ>グループを組織して活発な事業を展開しています。

  • テクノロジー
  • 技術を中心とした経営ノウハウの交流・ネットワークづくり。技術の複合化や新製品の開発・技術移転等、発見の場。自己革新の場づくり。
  • マーケット
  • マーケティングの戦略化、次期幹部社員養成、営業担当者の情報交換交流によってそれぞれの独自性をさらに新しい産業へと創出する。
  • プラザ
  • 会員の交流・地域内外のグループ及び企業との交流。

 それぞれの活動を通じて《TMプラザはままつ》は、企業家精神、創造性、機動性、特殊技術などを最大限に生かして、産業と技術の複合化を模索しています。国際化時代、情報化時代、安定成長の時代と呼ばれる経営環境の急速な変化は、困難な中にこそ事業拡大のチャンスが生まれることを示しています。今後も私たち《TMプラザはままつ》は「新しい産業都市・文化都市づくり」をビジョンとして、浜松地域の産業発展を担っていきます。